海外での児童手当

以上のように、日本の児童手当をご紹介してきましたが、
当コンテンツでは海外での児童手当についてご紹介したいと思います。

まずは、世界での児童手当の歴史をみてみましょう。
児童手当として制度化して、国が支給する形を初めてとったのが
1926年にニュージーランドで行われたのが最初でした。
その後、1950年台までには先進国のほとんどの国で、
児童手当が実施されるようになった。


特にヨーロッパでの児童手当では、
例えばドイツでは日本と比べてもその範囲は広く、所得の制限なしで18歳未満まで児童手当が支給されています。
支給額も第1子から第3子までは約2.3万円の支給額のほか、
第4子からは拡充され約2.7万円支給される。

フランス・イギリス・スウェーデンが16歳未満間で支給され、
ドイツ・デンマーク・オランダは18歳未満まで支給されています。
このように、ヨーロッパの児童手当は充実しており、
実は児童手当に所得制限を設けているのは日本だけとなっています。

ちなみに、アメリカには児童手当の制度そのものはありません。