定額給付金の概要

最近、テレビや新聞などのメディアでも大々的に取り上げられて話題となった「定額給付金」についてご説明したいと思います。
何故ここまで話題となっているのか?そもそも「定額給付金」って何?
いくらもらえるの?いつもらえるの?「定額給付金」の使い道は?
やっぱりみんな疑問に思っているのは同じです。
そんな疑問にお答えしていきたいと思います。


定額給付金が実施される背景をまずは説明すると、
現在、世界は100年に1度の大不況時代が到来していると言われるほど、
日本でも不況により業績悪化や派遣切りなどの暗いニュースでいっぱいです。
そこで、景気後退下により国民の不安に対処するために、
国民の生活支援を行うことを目的として広く支給することで、
地域の活性化を図ろうとしたのが、定額給付金です。

定額給付金では、給付対象者は住民基本台帳に記録されている者と外国人登録原票に登録されている者に該当している必要があり、
平成21年2月1日現在、住んでいる自治体から支給されます。
申請・受給者は給付対象者の属する世帯の世帯主が受け取ることになります。

次に、誰もが気になる定額給付金の給付額は、
給付対象者1人につき12,000円で、
65歳以上の者及び18歳以下の者については20,000円が支給されることになります。

そのため、一般的な家庭では、
大人2人、子ども1人では「12,000円+12,000円+20,000円=42,000円」が支給される形になります。

ところで、定額給付金はいつ頃もらえるのでしょうか。
一部自治体で3月中旬以降に支給されるそうですが、
人口の多い市では5月の大型連休以降ではないかと推測されています。
現在、自治体では給付申請書の確認や給付対象者の口座確認などの事務作業に追われており、人口が多い都市では作業が多くなるため、支給は遅れるとみられています。

最後に、定額給付金の使い道では、
「商品や外食などへの消費」が一番多く、
「貯金」は意外と少ないというアンケート結果も出ているようです。
政府が意図している通り、給付金が消費に回ると少しは景気が良くなるとよいですね。